次世代の新興諸国、「フロンティアマーケット」について書いていきたいと思います。
まずは、結論
なぜ今フロンティア・マーケットの投資が注目されているのか?それは、米国金利上げが緩む予想が出た為。
フロンティア・マーケットとは、次世代の新興諸国!
フロンティア・マーケットのメリットとデメリットが大きい!
私も、全く知らない分野なので手探り状態!
なぜフロンティア・マーケット投資?
なぜ今のフロンティアマーケット投資が注目されているのか?それは、米国不況が迫っている事と、金利上げが緩む予想が出た為です。
↑上記のチャートは米国10年債です。2022年は米国の猛烈な利上げに右肩上がりでチャートを形成しています。11月に入り、消費者物価指数など米国の経済状況を示す指数が前月を下回り、市場参加者は「経済が冷えてきたので、金利上昇は緩むかも?」と予想が巡りました。(FRBやヘドウォッチヤーも匂わせ発言が増えました)
今金利上昇が緩めば、株価にはプラスとなりますが今後米国の不況は確実視されている現状では米国への積極的な投資は難しくなります。
そうなると、新興諸国に投資が回ってくる可能性が高くなる?と予想できます。
また、新興諸国筆頭の中国が政治的に迷走し投資不適格国として認識される中で次世代のエースとなる新興諸国を市場参加者は探している状態だと予想されます。
次世代のエースは、フロンティア・マーケットにきっといる!!
フロンティア・マーケットとは、次世代の新興諸国!
フロンティア・マーケット(フロンティア市場)とは、一般に、発展途上国の中で、金融市場は存在しているものの、その市場規模が新興諸国よりも小さく、流動性が低い市場を指す。
出典元:投資資料館
イメージ図
[先進国]
アメリカ、日本、イギリス、ドイツ等
⇅
[発展途上国・開発途上国]
・新興諸国:エマージング市場(エマージング・マーケット)
ロシア、中国、インド等
⇅(経済発展度・規模、流動性・市場アクセス)の条件で格上げ※MSCI index基準
・フロンティア諸国:フロンティア市場(フロンティア・マーケット)
ベトナム、クウェート、ナイジェリア、ケニア、ルーマニア等
⇅
『後開発途上国]
ブータン・ミャンマー等
フロンティアマーケットに位置づけされた国々は、今後経済発展度・規模、流動性・市場アクセスなどが整っていく事で新興諸国へ昇格する可能性があります。
開発途上国や後開発途上国など色々な分類があるんですね!
フロンティア・マーケットのメリットとデメリットが大きい!
フロンティア・マーケットのメリット
・高い成長を見込める
・国の安定化が進めば、外資の進出により経済規模・流動性が高まる可能性がある
フロンティア・マーケットのメリット
・現地の情報が手に入れにくい
・投資方法が少ない
・出来高、流動性の低い投資対象が多いので注意が必要。
夢があるけど、注意が必要!
まとめ
今回は、次世代の新興諸国、「フロンティアマーケット」について書いてみました。
急成長している中国やインド等の新興諸国に仲間入りの可能性があるフロンティア・マーケット!デメリットも沢山ありますが、メリットも多く面白いテーマだと思います。
是非とも勉強してみてはどうでしょうか?
次回、フロンティア・マーケットへの具体的な投資方法について書いていきたいと思います!
コメント