上場廃止になるとどうなるの?
投資先が上場廃止申請をしたけど、今後どうなるの?
上場廃止になると、株が取引できなくなります。
株の価値が無くなります!!
まずは、結論
株が上場廃止になった場合、株の取引ができなくなります。
取引ができない=市場価値が低下
簡単に言うと、株価は0円になります。
上場廃止申請がでたらすぐにやるべき事は・・・
損切り覚悟で、即売り!
上場廃止になったら売れなくなります!即逃げましょ!
上場廃止とは?
上場廃止とは、企業の株式が証券取引所から取引停止され、市場から除外されることを指します。これにより、一般の投資家はその企業の株式を取引することができなくなります。
上場廃止の理由は様々で、一般的な理由として、企業の業績悪化・財務状況の悪化・法令違反・不正行為の発覚・上場基準の不適合・企業の自己都合による上場撤退などがあります。
上場廃止の影響とは?
上場廃止になった株の株価は、一般的には株式市場での取引が停止されるため、市場において直接的な価格決定が行われなくなります。
そのため、一般的には株価は事実上ゼロとなります。
ただし、上場廃止後も非公開の市場や取引プラットフォームで株式の取引が行われる場合があり、株式の価格は非公開市場において取引の相対的な需給に基づいて決まることがあります。しかし、非公開市場での株式取引は一般的に流動性が低く、参加に制約があることが多く、公開市場と比べて価格の透明性が低いです。
株はあるけど、一般的な投資家が取引ができない!
→株価が事実上ゼロ!!
上場廃止までの流れとは?
①上場廃止の検討
企業は、経営状況や戦略的な要因などを考慮し、上場廃止を検討することがあります。上場廃止の理由やメリット・デメリットを評価し、上場廃止の可否を判断します。
②取締役会の承認
上場廃止を決定するには、企業の取締役会の承認が必要です。取締役会は上場廃止に関する事項を審議し、決定を行います。
③証券取引所への通知
上場企業は証券取引所に対して上場廃止の意向を通知します。通常、一定の期間前に通知を行う必要があります。証券取引所は上場廃止の手続きに関する指示や要件を提供します。
一般投資家は、③で気づく事が多いです!
④上場廃止手続きの実施
上場廃止の手続きには、証券取引所や規制機関との間でさまざまな手続きが必要です。企業は上場廃止に関連する書類や報告書の提出、証券取引所の指示に従った措置の実施などを行います。
⑤上場廃止の公表
上場企業は上場廃止の決定を適切な時期に公表する必要があります。公表は一般的にプレスリリースや適切な報道機関を通じて行われます。
⑥上場廃止の効力発生
上場廃止の効力は、証券取引所が指定した日に発生します。この日から、企業の株式は証券取引所において取引停止され、上場から除外されます。
上場廃止申請が出ると、株価下落が始まりやすいです!
上場廃止の噂を流す「悪徳業者」の存在
SNSなどで「〇〇株は上場廃止するかも!」との噂を流す「悪徳業者」がいます。
上場廃止の噂を流す事で、特定の株を値下がりを狙う悪い奴らです。
何故そのような事をするのか?
特定の株に空売りを仕掛け
↓
SNSで「〇〇株は上場廃止するかも!」と噂を流します。
↓
個人投資家などが、株を売り株価が低下
↓
買い戻して、利益を上げる手法です。
ちなみに、犯罪です。絶対やめましょう。
狙われやすい株とは?
狙われやすい株は、総資産が少ない・株発行数が小さい等の小型株が狙われやすいです。
理由としては、個人投資家の売り買いで株価に影響が与えられる「小型株」じゃないと、SNSで噂を流す程度で株価を動かせないためです。
SNSでの情報は、このような悪徳業者が沢山います。注意しましょう!
まとめ
「上場廃止!?すぐにやるべき事とは?」とのテーマで書いてみました。
株の上場は、企業の状態によって左右されます。
企業が状態が良い!時には、「自社株買い」等を行い株の価値を高めてくれます
企業の状態が悪い!時には、最悪「上場廃止」になり、株の価値がなくなる場合があります。
株への投資をする上で上場廃止リスクは常時ありますので注意しましょ!
もし、保持している銘柄で上場廃止の噂を聞いた場合は、一旦冷静になり各企業のIRでの情報を開示しているので確認して判断しましょう!
投資を始めるのは簡単です、継続管理が大変!
大事な資金は枯れないように、定期的に点検しましょ!
コメント