始めて予防プラン作成するけどなんかよく分からない!
予防プラン立てたのに、包括さんに突き返された!
包括さんに注意され何度もプランの作り直してわかった!
予防プランは目標設定を工夫するのがポイント!
今回私が包括さんとの話し合いを経て学んだ事について予防プラン作成のポイントをまとめています。
記事を読むメリット
予防プラン作成時の具体的なポイントが分かります!
実際使える目標が記載されているので日々の予防プラン作成が楽になります!
具体的な目標がないプランの何が悪いの?
プラン作成者は、とにかく大変!
特に目標の設定!利用者によっては、言葉も出てこず、どのような目標にしたらいいか定まらず、サービス開始期限が迫り、慌てて適当な目標や使いまわしの目標で、具体性の低い目標になっていませんか?
そのようなプランを作成された、利用者はどうでしょう?
「何の為にサービスを使うのか意欲なく、時間やお金だけ無駄に払っていないか?」
と不安になりませんか?
事業所はどうでしょう?
「どうとでも取れる目標にどんな支援をしたら良いのか?」
迷ってしまい良い支援が出来なくなりませんか?
利用者に良くない、関係者も迷惑してしまいます。しっかりと根拠を固めて具体的な目標を立てましょう。
実際に具体的な例をあげて説明していきたいと思います。
予防プランでの目標設定ポイントは
予防プランでの目標設定ポイントは、客観的評価が出しやすい「具体的な行動」と「具体的な数字」がポイントとなります。
要支援の方のプランは、総合事業・予防など複雑なルールが絡むので注意!
具体的な行動とは
目標作成時に考える具体的な行動とは、登れるや持ち上げられる等の具体的な動詞の事です。
私は、出来ない事をできる様にする時のプラン作成時に使用しています。
アセスメント例:右上下麻痺で杖歩行ですり足気味。自宅前階段があり、現在の歩行状態では外出時転倒リスクが高い。本人も転倒不安から自宅からの外出を控えている。
駄目な例)デイサービスでリハビリを行い、歩行改善をする。
→これでは、目標の達成・非達成の客観的なイメージがが沸きにくい×
良い例)ディサービスでリハビリを行い、自宅前階段を昇降出来るようになる。
→具体的な「階段を昇降出来る」を使う事で、リハビリは階段を昇降出来る様になる為。と客観的にもわかりやすくなりました。
具体的な動詞が入っていることが、予防プランでは重要です。
具体的な動詞がある事で、上記の例だと、「階段昇降が出来た?出来なかったか?」
客観的な評価がすぐにでき、「次回は階段ではなく平地の歩行を目標にしようかな?」
などの次回目標の材料になります。
事業所も、本人が階段を昇降可能になる為の支援を行うなどの具体的な支援が出来る様になります。
目標例:
リハビリをする事で、階段を昇降出来る様になる。
ヘルパーに自分では洗えない背中や頭を洗う支援をお願いする事で、自分で足や手を洗い入浴出来る様にになる。
具体的な数字とは
目標作成時に考える具体的な数字とは、500m先のお店や週1回の散歩などの客観的な数字の事です。
私は、具体的な行動目標の次の展開時のプラン作成時に使用しています。
アセスメント例:右上下麻痺で杖歩行ですり足気味。自宅前階段があり、現在の歩行状態では外出時転倒リスクが高い。本人も転倒不安から自宅からの外出を控えている。
駄目な例)デイサービスでリハビリを行い、歩行改善をする。
→これでは、目標の達成・非達成の客観的なイメージがが沸きにくい×
良い例)ディサービスでリハビリを行い、自宅から500m先のお店まで買い物に行ける様になる。
→具体的な「自宅から500m先のお店まで買い物に行ける」を使う事で、リハビリは自宅から500m先のお店まで買い物に行ける様になる為。と客観的にもわかりやすくなりました。
具体的な数字がある事で、上記の例だと、「500m先のお店に行けた?行けなかった?」
客観的な評価がすぐにでき、「次回100m先の公園までを目標にしようかな?」
などの次回目標の材料になります。
事業所も、500mの歩行可能な歩行能力確保の為の支援を行うなどの具体的な支援が出来る様になります。
目標例:
リハビリをする事で、500m先のお店まで買い物に行ける様になる。
ヘルパーに買い物同行をお願いすることで、週1回外出し買い物に行ける様になる。
予防プランの具体的な目標を立てると関係者みんなニッコリ!
具体的な目標(行動・数字)を示したプランを作成する事で、
・事業所も、具体的な目標が示されているので支援計画作成も楽でニッコリ!
・根拠と合わせて具体的な目標があれば、客観的に理解しやすく包括さんもニッコリ!
・プラン作成者も、具体的な目標を示す事で評価や次回展開も楽でニッコリ!
まとめ
目標が具体的になる事で、各関係者も具体的に目標に向かった効果・効率的な支援ができます。
予防プランは自立支援を意識したプランの作成が必要となります、具体的な目標を意識してプランを作成しましょう。
目標のポイントを抑えて作成すれば、余計な手間も省けてみんなにっこり!
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