米国政策金利上昇が最終局面に入っていると噂されている中!
最近ハマっている、「iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETF」について書いていきたいと思います。
社債ってあまり聞きませんが、面白いのでオススメです!
まずは、結論
名称)「iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETF」
ティッカーシンボル)HYG
良い点)
・みんな大好き、Iシェアーズ産
・株ではなく、「社積」を対象としている
・毎月配当
・ドル建て
悪い点)
・「社債」ではあるが「高利回り社債」の為、株価と動きが連動しやすい
・ドル建ての為、為替リスクがある
みんな大好き毎月配当!
iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETFとは?
iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETFは、米ドル建ての高利回り社債で構成される指数と同等水準の投資成果を目指しています。
資産分類:債券
経費率:0.49%
決算:毎月
平均利回り:8.21%
「8.21%」圧倒的利回り!
資産分類が債券だが・・株価と連動しやすい?
資産分類が「債券」なので、「株」と逆の動きになりそうですが・・・
左がHYG、右がS&P500のチャートとなっています。※出典元:trading view公式
コロナ禍の爆上げから、株価のチャートが上昇していましたが、その後の動きが類似しています。
これは、HYGが「高利回り社債」を対象としている事に起因しています。
高利回り社債とは?
高利回り社債(High-Yield Bonds)は、一般的に高いクーポン利率(利息率)を持つ社債のことを指します。これらの債券は、市場で「ハイイールド債」、「ジャンクボンド」とも呼ばれます。
高いリスクと高い利回り: 高利回り社債は、発行会社の信用力が低いか、信用力が不確かであるため、通常はより高い利回りが提供されます。これは投資家にとって魅力的な要因ですが、その代わりに投資には高いリスクが伴います。
クーポン利率: 高利回り社債は、額面金額に対する比較的高いクーポン利率を持っています。クーポン利率は、年間の利息支払いを示します。高いクーポン利率は、投資家にとってより多くの利息収入をもたらします。
信用格付け: 高利回り社債は、通常は信用格付け機関によって低い格付け(ジャンク債、非投資適格債)を受けています。これは、債券が元本保証が不確かである可能性があることを示しています。
市場リスク: 高利回り社債市場は、金利の変動や信用リスクの影響を受けやすく、価格変動が大きいことがあります。そのため、これらの債券を保有することは市場リスクを含むことを意味します。
投資家層: 高利回り社債は、主にリスクを取ることを許容する機関投資家や一部の個人投資家に人気があります。これは、高いリスクとリターンを求める投資家に向けられています。
産業別多様性: 高利回り社債市場にはさまざまな業界や企業からの発行物が含まれています。これにより、投資家は異なる産業セクターに分散投資できます。
株価も政策金利の影響を受けてやすく、ハイイールド社積も政策金利の影響を受けやすい!
→株価のヘッジ(保険)として社積ではない×
商品として人気がない(欠陥があり、高リスク)、その為利回りを高く設定している!
それが、ハイイールド社債の実態です!
まとめ
今回は、「iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETF」について書いてみました。
高利回り!毎月配当!と夢がありますが、現在の米国の政策金利上昇の煽りを受けて株価が低迷しています。
商品内容をしっかりと理解し、リスクを許容できる方にはオススメの投資対象となっています。
BLACK ROCKの ETFですが、廃止になる可能性も0ではないので過度の期待はしないようにしましょ!!
コメント