直近の米国CPIとPPIから見る株の期待度

まずは、結論

R5.11月14日に米国CPIの指標、15日には米国PPIの結果が出ました。

結果的に、両方とも前回・予想の両方を下回っています。

予想を下回った事で、今後の利上げへのプレッシャーが薄れたと市場参加者は判断し、金利が低下・株価が上昇しました。

各指標の結果について

11月14日の消費者物価指数（CPI）

消費者物価指数（CPI）（前月比）　
前回：0.4%　予想：0.1%　 結果：0.0%

消費者物価指数（CPI）（食品・エネルギー除くコア）（前月比）　
前回：0.3% 予想：0.3% 結果：0.2%

消費者物価指数（CPI）（前年比）　
前回：3.7% 予想：3.3% 結果：3.2%

消費者物価指数（CPI）（食品・エネルギー除くコア）（前年比）　
前回：4.1% 予想：4.1% 結果：4.0%

11月15日の生産者物価指数（PPI）

生産者物価指数（PPI）（前月比）
前回：0.4%　予想：0.1%　結果：-0.5%

生産者物価指数（PPI）（食品・エネルギー除くコア）（前月比）
前回：0.2% 予想：0.2% 結果：0.0%

生産者物価指数（PPI）（前年比）
前回：2.2%　予想：1.8%　結果：1.3%

生産者物価指数（PPI）（食品・エネルギー除くコア）（前年比）
前回：2.7%　予想：2.9%　結果：2.4%

まとめ

直近の米国CPIとPPIの結果について書いていきました。
全て予想を下回っており、景気への影響が出ていると判断できるかもしれません。

今回の結果について、米国株価が反応！

窓を開けて、株価が上昇しています！市場参加者が、好感をもって動いていると私は考えています。

米国１０年利回りも、低下が見られています。