
退職が近づいているけど、60歳まで働くか、再雇用で65〜70歳まで働くか迷うわ!

退職は「辞めるタイミング」よりも、「制度を理解しているかどうか」で損得が決まりますよ!
・退職金はいくら税金がかかるのか
・60歳以降の再雇用は損なのか
・年金は繰下げるべきか
・iDeCoはいつ受け取るのが有利か
これらを知らずに退職すると、数十万円単位で差が出ることもあります。
この記事では、公式情報を根拠に、退職時に関係する制度を整理します。
退職金の税金|退職所得控除を知らないと損をする
退職金は、通常の給与とは別の「退職所得」として扱われます。
■ 退職所得の計算式
退職所得 =(退職金 − 退職所得控除)÷ 2
■ 退職所得控除額
- 勤続20年以下:40万円 × 勤続年数(最低80万円)
- 勤続20年超:800万円 + 70万円 ×(勤続年数 − 20年)
(根拠:国税庁「退職所得の受給に関する申告書」)
■ ポイント
- 長く勤めるほど控除が大きくなる
- iDeCoの一時金と同年に受け取ると控除枠が重なる可能性あり
- 受取年の調整が重要
健康保険の選択|任意継続と国民健康保険
退職すると、会社の健康保険から外れます。選択肢は3つです。
- 任意継続(最長2年)
- 国民健康保険へ加入
- 家族の扶養に入る
(根拠:全国健康保険協会)
■ 任意継続の特徴
- 在職時の標準報酬月額で計算
- 保険料は全額自己負担
- 原則2年間固定
■ 国民健康保険の特徴
- 前年所得で計算
- 自治体ごとに保険料が異なる

退職月によって保険料負担が変わるため、月末退職かどうかが重要!
雇用保険(失業給付)|自己都合と会社都合の違い
退職理由で給付条件が大きく変わります。
(根拠:厚生労働省)
■ 主な違い
| 区分 | 給付開始 | 給付日数 |
| 自己都合 | 原則2~3か月後 | 短め |
| 会社都合 | 待機7日後 | 長め |
■ 注意点
- 年齢によって給付日数が異なる
- 退職理由の記載は重要

これは、全年代サラリーマンの重要知識!
公的年金|繰上げ・繰下げで金額が変わる
老齢基礎年金・老齢厚生年金は、原則65歳から受給開始。
(根拠:日本年金機構)
■ 繰上げ受給
1ヶ月あたり0.4%減額
■ 繰下げ受給
1ヶ月あたり0.7%増額(最大84%増)

長生きするほど繰下げ有利ですが、健康・資産状況で判断が必要!
こればかりは、なんとも言えませんねぇ。
iDeCo受け取り|退職金との関係に注意
iDeCoの受け取り方法は2つ。
- 一時金
- 年金形式
(根拠:iDeCo公式サイト)
■ 一時金
退職所得扱い(退職所得控除)
■ 年金形式
公的年金等控除対象

退職金と同年受取は税制枠が重なる可能性有!
受取タイミングの設計が重要!
これが、iDeCo卒業試験です!
60歳以降の再雇用制度
高年齢者雇用安定法により、企業は65歳までの雇用確保措置が義務化。
(根拠:厚生労働省)
■ 実際に起きやすいこと
- 給与減少
- ボーナス減少
- 社会保険は継続
- 在職老齢年金の影響

短期では収入減・長期では年金増額メリット
これは、貯金額等によって選択しが変わってきますね。
よくある勘違い
・65歳まで働けば安心?
・老後2000万円あれば足りる?
・再雇用は必ず損?
→ 制度を組み合わせて考えないと正解は出ません。

個人の健康・貯金・ライフステージなどの要因が複雑に絡むので、一概にどれが良いよ!とは言えないのです。
まとめ
退職時に影響する制度は、
✔ 退職金税制
✔ 健康保険
✔ 雇用保険
✔ 公的年金
✔ iDeCo
✔ 再雇用制度
これらを一体で考える必要があります。

次の記事では、55歳・60歳・65歳・70歳で退職した場合の具体的な金額シュミレーションを書いて見ようかな?
免責事項
本記事は一般的な制度情報を解説したものであり、特定の投資・退職判断を推奨するものではありません。制度は改正される可能性があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。

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