2023年10月の金融政策決定会合のまとめ

投資

10月の日銀金融政策決定会合の内容はどうなっているの?

注目部分は何があるの?

チキチキン
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今回の日銀の発言の注目点は「政策金利の維持or引き上げ」について!

まずは、結論

2023年10月30日~31日、日銀金融政策決定会合がありました。

①長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)←重要!!
②資産買入れ方針
③経済状況
④日本銀行の方針

について説明がありました。

チキチキン
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今回の日銀砲は、少し分かり辛い印象でした。

日銀金融政策決定会合について

2023年10月30〜31日に、日銀金融政策決定会合がありました。日本銀行公式HPに全文が出ているので確認してみましょ!

出典元:日本銀行公式HP 2023年10月30〜31日の記事リンク→2023/10/30〜31(日銀金融政策決定会合)

今回の要点について

①長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)

日本銀行は、金融政策を柔軟化し、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール: YCC)を改定することを決定。

長期金利の目標はゼロ%程度のままで、その上限を1.0%に設定し、大規模な国債買い入れと柔軟な金利操作を行います。

YCCの金融市場調節方針では、短期金利に▲0.1%のマイナス金利を適用し、長期金利は10年物国債金利をゼロ%程度に維持するために必要な金額の長期国債を買い入れます。

②資産買入れ方針

資産買い入れ方針では、ETFおよびJ-REITに年間約12兆円、年間約1,800億円に相当する残高増加ペースを上限に、必要に応じて購入します。CP等は約2兆円の残高を維持し、社債等は約3兆円の水準に戻す予定です。

③経済状況

日本銀行は、物価見通しを上振れており、物価上昇率が「物価安定の目標」である「2%」に向かって高まる必要があると考え、賃金と物価の好循環を強化し、経済を支えるために金融緩和を継続。


④日本銀行の方針

日本銀行は、長期金利の目標をゼロ%に保ちつつ、上限を1.0%に引き上げ、大規模な国債買い入れと柔軟な金利操作を行う方針を採用しました。これは、経済活動を支え、物価上昇を促進し、2%の「物価安定の目標」を実現するための措置です。

金融市場調節方針や資産買い入れ方針の詳細が述べられており、これらの政策措置を通じて経済の安定と物価の上昇を実現することが強調されていました。

チキチキン
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日銀としては、 YCCを変更するぞ!とプレッシャーをかける事で調整したいのかな?

まとめ

今回は「2023年10月の金融政策決定会合のまとめ」について書いていきました。

要点①②で、 YCC変更!短期金利はー1%で維持、長期金利を0%目標→上限1%まで国債の買い入れ用意あり!
要点③④で、物価安定を目指し、2%程度で調整したい!

短期はマイナス金利、長期金利を調整する事で物価安定の調整を促していきたい!
日本銀行は内外の経済や金融市場の不確実性に対応するため、金融政策の柔軟性を高めるとともに、物価安定の目標達成に向けて努力を続ける姿勢を示していました。

チキチキン
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長期金利に対して動きを見せる事で、日本政府は考えてますよ!アピールって感じでしたが市場の反応は・・

日銀金融政策決定会合を受けて

10月31日〜11月1日の日本市場は31日は↓、1日は反転↑。
ドル円は、31日148円→1日151円への円安が加速。

チキチキン
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日本政府の動きが微妙+FOMCが11月3日に来るので、円安加速!
明らかに、日本政府舐められてますねぇ

コメント

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