11月のFOMCは内容はどうなっているの?
注目部分は何があるの?
今回のFOMCの注目点は「政策金利の方向性匂わせ」について!
まずは、結論
2023年11月2日にFOMC金利政策について発表がありました。
①経済活動の拡大と雇用市場
②金融システムの健全性
③金融政策の方針←重要!!
について説明がありました。
ついに、金利上げ上げムードの終わりが来ている!
FRBの声明について
2023年11月2日にFRBの声明がありました。Reutersが声明全文記事を出しているのでまずは、確認してみましょ!
出典元:Reuters社 2023年11月2日の記事リンク→(2023/11/02)
全文記事の要点
①経済活動の拡大と雇用市場
最近の経済指標は、米国の経済活動が第3・4半期に力強いペースで拡大していることを示しています。雇用市場は今年初旬から緩やかになりましたが、依然として力強く、失業率は低水準を維持しています。これに加え、インフレ率も高止まりしています。
②金融システムの健全性
米国の金融システムは健全で強固です。しかしながら、家計や企業の金融および信用状況の引き締まりが経済活動、雇用、およびインフレに対する重しとなる可能性があります。これらの影響の程度は不透明であり、委員会は引き続きインフレのリスクに注視しています。
③金融政策の方針
委員会は雇用の最大化と長期的な2%のインフレ目標の達成を目指しています。
このため、委員会はフェデラルファンド(FF)金利の目標誘導レンジを5.25%から5.50%に維持することを決定しました。金融政策の引き締めについては、適切な程度を決定するために追加の情報と金融政策の意味を評価する予定です。
インフレ率を2%に戻すために適切とされる金融政策の引き締めについては、金融政策の度重なる引き締め、経済活動とインフレ率への影響に遅れがある可能性、および経済と金融市場の動向を考慮します。
さらに、米国債とエージェンシーローン担保証券の削減を続けると述べられており、インフレ率の目標に戻すために取るべき措置に取り組むことが強調されています。
金融政策の姿勢を適切に調整するため、委員会は経済見通しに関する情報を監視し、目標の達成を妨げる可能性があるリスクに備えています。
委員会の評価には、幅広い情報が含まれ、労働市場の状況、インフレ圧力、インフレ期待、金融市場の状況、および国際的な経済動向を考慮しています。
最近金利上げてないよね??まさか・・
まとめ
今回は「2023年11月2日のFOMC金利政策」について書いていきました。
インフレ2%の目標数値も全然達成できていないが、政策金利↑はじわじわと効き始めている印象です。
各経済指標も下がり始めている事で金利維持→金利下げ?の動きが出てくるのか?と市場参加者の中で動きが出ています。
市場参加者は、金利上げは今後なし!と考えているのでは?
これは、買うしかない!!
FOMCの声明を受けて
11月2日の米国市場は↑。
11月2日に日本市場は↑スタート。米国10債利回りも4.9→4.5へ下降!
ドル円も1日151円→149円への円高が加速。
日銀会合で、YCCの変更について触れた事も動きを加速させた要因ですね!
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