12月のFOMCは内容はどうなっているの?
注目部分は何があるの?
今回のFOMCの注目点は「政策金利利下げの期待感」について!
まずは、結論
2023年12月12日にFOMC金利政策について発表がありました。
①経済活動の成長と雇用
②インフレと金融システム
③金融政策の目標
④金融政策の方針と削減計画←ここ重要!!
⑤委員会の柔軟性とリスク管理
について説明がありました。
ついに、金利上げ上げムードの終わりが来ている!
FOMCの声明について
2023年12月12日にFRBの声明がありました。Reutersが声明全文記事を出しているのでまずは、確認してみましょ!
出典元:Reuters社 2023年12月14日の記事リンク→(2023/12/14)
全文記事の要点
①経済活動の成長と雇用: 最近の指標によれば、経済活動の成長が第3四半期から減速しているものの、雇用の伸びは力強く、失業率は低い水準を維持している。
②インフレと金融システム: インフレ率は緩和傾向にあるものの、まだ高止まりしており、米国の金融システムは健全で強固。
③金融政策の目標: 委員会は雇用の最大化と長期的な2%のインフレ率の達成を目指しており、これらの目標を支援するため、フェデラルファンド(FF)金利の目標誘導レンジを5.25─5.50%に維持することを決定した。
④金融政策の方針と削減計画: 委員会は追加の情報と金融政策への影響を評価し、徐々にインフレ率を2%に戻すための適切な金融政策の引き締めを検討。また、以前発表された計画通り、保有する米国債とエージェンシーローン担保証券の削減を続ける。
⑤委員会の柔軟性とリスク管理: 委員会は目標の達成を妨げるリスクが発生した場合、金融政策の姿勢を適切に調整する柔軟性を持ち、評価には労働市場、インフレ圧力、金融、世界の動向などの広範な情報を含む。
経済の成長減速やインフレの高止まりにもかかわらず、雇用の力強さが続く中、金融政策の維持と柔軟性を通じて、目標の達成を図る委員会のスタンスが示されています。
まとめ
今回は「2023年12月12日のFOMC金利政策」について書いていきました。
今回のFOMCの声明は、「鳩派」な印象を市場参加者全体が感じたと思われます。
米国10年利回りが低下し、ドル高も加速!
アフターコロナの利上げで苦しんでいた、米国株上昇の確率がかなり上がってきています!
2024年の米国株はかなり明るくなりそうです!
市場参加者は、金利下げの時期を予測し始めています。
これは、ビックウェーブ!!
FOMCの声明を受けて
12月12日の米国市場は↑。
12月13日に日本市場は↑スタート。米国10債利回りも4.2→4.0へ下降!
ドル円も1日146円→142円への円高が加速。
金利低下により、ドル安円高加速!利下げ期待が加速しています!
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