FOMCはどうだったの?
FOMC後は株価上がったのは何故?
FOMC今回利上げをしなかった為、好感を得て株価上昇したかもですね!
まずは、結論
「もしも目標の達成を妨げるリスクが生じた場合、金融政策の姿勢を調整する準備がある」
今回は利上げはせず、5.00〜5.25%で様子見となりました。利上げがなかったので株↑、円安で日本株↑の動きが加速しましたね。
利上げが無かった分株価も上げてきましたね!
FOMCの見所
まずは、FOMCの見所を整理しましょう!
①政策金利の決定
FOMCは、アメリカの金融政策の最高意思決定機関であり、主な任務は政策金利の設定です。FOMCは、連邦準備制度理事会(FRB)の政策金利の目標水準を設定し、FRBが市場に流通するお金の供給量を調整して、目標水準に近づけるように指示します。
②経済の見通しについての分析
FOMCは、アメリカ経済の状況や見通しについて議論し、金融政策に反映します。FOMCは、アメリカの経済成長率、雇用、物価、インフレ率など、様々な経済指標を分析して、今後の経済見通しを予測し、金融政策を決定しています。
③資産購入プログラムの調整
FOMCは、アメリカの経済状況に応じて、資産購入プログラムを調整することがあります。これは、FRBが長期国債や住宅ローン担保証券などの資産を購入することで、市場における長期金利を低く保つことを目的としています。
④金融政策の透明性の確保
FOMCは、金融政策に関する意思決定や方針を公開し、市場参加者や一般の人々に透明性を提供することを目指しています。FOMCは、決定や見通しに関する声明や会議議事録を公開し、市場が金融政策の見通しを正確に把握できるようにしています。
今回のFOMCは、①と②の内容が大事!
今回のFOMC要点まとめ
FOMCの要点をまとめてみました。
①経済活動は緩やかなペースで拡大しており、雇用の伸びは堅調、失業率は低いままでインフレ率は高い水準にとどまっている。
引き続きインフレのリスクに注視し、雇用最大化と長期的な2%のインフレ率の達成を目指す。
②米国の金融システムは健全で強固、家計や企業の信用状況の引き締まりが経済活動、雇用、インフレに影響を与える可能性があり、その程度は不透明。
③フェデラルファンド(FF)金利の目標誘導レンジを5.00-5.25%に維持することを決定した。
④金融政策の引き締めの程度や時期を決定する際に、経済活動、インフレ率への影響、経済と金融の動向などを考慮し、保有する米国債およびエージェンシーローン担保証券の削減を続け、今後は経済見通しに関する情報を監視し、金融政策の適切な姿勢を評価する。評価には、労働市場の状況、インフレ圧力、インフレ期待、金融と世界の動向などが含まれる。
⑤もしも目標の達成を妨げるリスクが生じた場合、金融政策の姿勢を調整する準備がある
インフレ・FFの目標数値をしっかり掲げているので確認が必要ですね!
まとめ
今回はFOMCについてまとめてみました。
私がFOMCを聴いて感じたのは、
インフレが収まっていない!2%を目指しているよ!との明確な数値の再確認ができましたね。
現在の米国インフレ率は、「CPIは4%」「コア抜きは5.3%」とまだまだ差がある状態です。
もしも目標の達成を妨げるリスクが生じた場合、金融政策の姿勢を調整する準備がある
って感じでしょうか?
今回は利上げを行わなかったが、目標数値が達成へ今後の動向によって動きを変える!との事なので、PMI・CPI・失業率などを注意深く観察する必要があるのでは?と感じました。
FOMC議事録は公開されているので、是非ともご自身ので確認されて下さい!
FOMCは読み手で意見が分かれるので、まず原文を読んでみましょ!
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