9月のFOMCは内容はどうなっているの?
注目部分は何があるの?
今回のFOMCの注目点は「政策金利の維持or引き上げ」について!
まずは、結論
2023年9月20日にFOMC金利政策について発表がありました。
経済指標
銀行システム
政策目標←重要!!
金融政策←重要!!
債券の削減
リスク
について説明がありました。
個人的には、米国経済が思ったより冷えなくて困っている感じかな?と思いました。
FRBの声明について
2023年9月20日にFRBの声明がありました。Reutersが声明全文記事を出しているのでまずは、確認してみましょ!
出典元:Reuters社 2023年9月20日の記事リンク→2023/09/20(FOMC)
全文記事の要点
①経済指標: 複数の経済指標が示唆するところによれば、米国の経済活動は力強い成長を維持しています。
雇用の伸びは一部鈍化してきましたが、引き続き堅調です。失業率は低水準を維持していますが、インフレは高水準にあります。
②銀行システム: 米国の銀行システムは健全で強靭です。
家計と企業向けの信用状況が引き締まっており、これが経済、雇用、インフレにどのような影響を与えるかは不透明です。インフレリスクに対する警戒が続いています。
③政策目標: 委員会は、最大限の雇用と2%のインフレ目標を長期間にわたって達成することを目指しています。
この目標を支えるため、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標を5.25%から5.5%に据え置くことを決定しました。
④金融政策: 委員会は、今後の情報を継続的に評価し、インフレ率を2%に戻すために必要な追加の政策引き締めの程度を検討しています。
金融政策の影響、累積的な引き締め、遅効性、経済および金融の情勢を考慮します。
⑤債券の削減: 委員会は、保有する米国債およびエージェンシーローン担保証券の削減を続ける計画です。
インフレ率を目標の2%に戻すことに強く取り組んでいます。
⑥リスク: 委員会は、労働市場の状況、インフレ圧力、国際情勢など、幅広い情報を考慮し、金融政策の適切なスタンスを判断します。
必要に応じて金融政策スタンスを調整する用意があります
パウエル君は少し安心しているかも?
まとめ
今回は「2023年9月20日のFOMC金利政策」について書いていきました。
要点①②で、米国経済は強い!銀行も強い!
要点③④で、インフレ2%に届いていないけど、政策金利↑が遅効性でじわじわ来ると思うので今回は引き上げなし!
要点⑤⑥で、今後の経済状態などを見て、政策金利↑も用意しています!
以前に比べて、米国経済が全然冷えておらずインフレ2%の目標数値も全然達成できていない。
政策金利↑は遅効性があるので、今回は様子を見ますが、今後の状況では更なる利上げも用意した!って感じでしたね。
米国経済が冷えないと、次回辺りに利上げが来るかも??
今の所、米国経済は冷えてる雰囲気ないのですが・・・
今後の経済指標に注目しましょ!!!
FOMCの声明を受けて
9月20日の米国市場は↓。
9月21日に日本市場は↓スタート。米国10債利回りも4.3→4.4へ上昇!
ドル円も20日147円→148円への円安が加速。
日銀砲(YCC修正等)が炸裂しないと、150円も見えてきますねぇ
コメント