2024年12月19日に、FOMC声明が出ました。
今回は、FOMC声明の見どころなどについて書いていきたいと思います。
FOMC声明を確認することで、委員会の雰囲気などが分かるのでしっかり確認しましょ!
まずは、結論
2024年12月19日に、FOMC声明が出ました。
①最近の経済動向と金融政策の方向性
②委員会の目標とリスク評価
③フェデラルファンド金利の調整
④資産保有縮小の継続
⑤情報の継続的な監視
についてコメントが書かれていました。
今回は、大統領選もありFRBの動きが注目されています。
FOMCの声明について
2024年12月19日にFOMC声明がありました。他のサイトで議事録についての記事があるので確認しましょ!
出典元:米国連邦準備制度理事会公式HP 記事リンク→2024/12/19(FOMC議事録)
最近の経済動向と金融政策の方向性
最近の指標によると、経済活動は引き続き堅調に拡大しています。今年初め以降、労働市場の状況は全般的に緩和しており、失業率は上昇しましたが、それでも依然として低い水準を維持しています。一方で、インフレ率は委員会が目指す2%の目標に向けて進展しているものの、依然としてやや高い水準にとどまっています。
委員会の目標とリスク評価
連邦準備制度(FRB)の委員会は、長期的に最大雇用と2%のインフレ率を達成することを目標としています。現在の状況では、雇用とインフレ目標の達成に向けたリスクはおおむね均衡していると判断しています。しかし、経済見通しには依然として不確実性があり、委員会は二重の使命(最大雇用と物価安定)に対するリスクに注視している状況です。
フェデラルファンド金利の調整
これらの目標を支えるため、委員会はフェデラルファンド金利の目標範囲を0.25%引き下げ、4.25%から4.5%に設定することを決定しました。この政策金利の引き下げは、経済成長のサポートとインフレ圧力の抑制を目指したものです。今後の金利調整に関しては、受け取るデータや経済見通し、リスクのバランスを慎重に評価しながら判断を行う方針です。
資産保有縮小の継続
さらに、委員会は財務省証券、政府機関債、および住宅ローン担保証券(MBS)の保有縮小を継続することを決定しました。この取り組みは、金融市場の安定を維持しながら、インフレ率を2%に戻すための重要な一環となっています。
情報の継続的な監視
金融政策の適切な姿勢を評価するために、委員会は経済見通しに対する新しい情報の影響を引き続き注視していきます。また、目標達成を妨げるリスクが生じた場合には、政策スタンスを適切に調整する準備があります。この評価には、労働市場の状況、インフレ圧力や期待、金融および国際的な動向など、幅広い情報が含まれています。
今回も-25bp!3回連続の利下げが決定!
まとめ
2024年12月のFOMC議事録が出まので、FOMC議事録の見どころなどについて書いていきました。
今回は、予想の-25bpと同じ-25bpの利下げを決定!3回連続です!
経済活動が堅調に推移している中、FRBの金融政策はインフレ率を目標の2%に戻し、最大雇用を実現することを目指して慎重に進められています。今後も経済動向や市場の変化に応じて柔軟な対応が求められるでしょう。
現在の株価↓は、FOMCでパウエル議長から「来年の利下げ回数を3回→2回へ減らす可能性がある」との噂が出ているのが理由かもしれませんね。
今回のFOMCは特にノーアイディアな感じでした。
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