2024年6月12日に、FOMC声明が出ました。
今回は、FOMC声明の見どころなどについて書いていきたいと思います。
FOMC声明を確認することで、委員会の雰囲気などが分かるのでしっかり確認しましょ!
まずは、結論
2024年6月12日に、FOMC声明が出ました。
経済活動と雇用
インフレの動向
目標とリスクの評価
金融政策の方針
資産保有の削減
監視と調整
についてコメントが出ていました。
今回のFOMCは、現在のアメリカの景気や今後の利下げのタイミングについて!
FOMCの声明について
2024年6月12日にFOMC声明がありました。他のサイトで議事録についての記事があるので確認しましょ!
経済活動と雇用
経済活動は堅調に拡大し続けており、雇用の増加も強く、失業率は低い水準を維持しています。
インフレの動向
過去1年間でインフレは緩和されてきましたが、依然として高水準にあります。最近の数か月では、2%のインフレ目標に向けたさらなる進展は控えめです。
目標とリスクの評価
委員会は、長期的に最大雇用と2%のインフレ率を達成することを目指しています。過去1年間で雇用とインフレの目標を達成するリスクはより良いバランスに向かっていますが、経済見通しは不確実であり、インフレリスクに非常に注意を払っています。
金融政策の方針
委員会は、連邦基金金利の目標レンジを5-1/4から5-1/2パーセントに維持することを決定しました。目標レンジの調整を検討する際には、入手可能なデータ、進行中の見通し、リスクのバランスを慎重に評価します。インフレが持続的に2%に向かっていると確信するまでは、目標レンジを引き下げることは適切ではないとしています。
資産保有の削減
委員会は国債や機関債、機関抵当証券の保有量を減らし続けます。インフレを2%の目標に戻すことに強くコミットしています。
まとめ
金融政策の適切な姿勢を評価する際には、委員会は経済見通しの情報の影響を引き続き監視します。リスクが現れた場合には、金融政策の姿勢を適切に調整する準備があります。評価には労働市場の状況、インフレ圧力やインフレ期待、金融および国際的な動向を含む幅広い情報が考慮されます。
まだまだ、米国経済は強いですね!債券処分を勧めていることは、実質金利引き上げと同じでは??と感じますが・・
まとめ
2024年6月のFOMC声明が出まので、見どころなどについて書いていきました。
今回も、「利上げはなし」
今回のFOMC後は米国株は一旦上げましたが、これはAIブームのパワーで上げ継続しました。
あまりにも米国経済が強いので、市場参加者も利下げ回数を複数回→1回へ減っていますね。
コメント