今回は私流の企業の決算を読み解くポイントについて書いて行きたいと思います。
まずは、結論
決算で注目するポイントは、3つ。
1、EPS
2、売上高
3、ガイダンス
この3点が良い状態の決算であれば保持。悪ければ売りと考えています。
決算は難しいので、まずはこの3点を確認から始めましょう!
決算を確認して見よう!
決算は、四半期毎で発表されており投資サイトや公式HPに情報(適時開示)で載せられています。
↓JALの公式HPでは決算掲載についてアナウンスがされています。
3ヶ月/1回、株主への通信簿発表みたいな物ですね!
1.EPS
EPSとは、1株当たりの当期純利益の事です。日本株では、「一株株利益」などで表記される事もあります。
景気の良い企業ではEPSが高くなり、景気が悪い企業ではEPSが低くなる傾向があります。
決算書では、今期決算と前期決算が並べて表記されている場合が多く、比較が容易です。
JALの場合は、EPSの改善が見られるので好印象ですね!
2.売上高
売上高は、企業の売上の合計値となっています。
成長企業などは、売上高は右肩上がりに伸びている事が多いです。
決算書では、今期決算と前期決算が並べて表記されている場合が多く、比較が容易です。
JALの場合は、売上高も改善が見られますね!
3.ガイダンス
ガイダンスとは、企業が投資家に向けて翌四半期や次年度の利益等の予想数字を発表する事です。
企業側から、今期決算を受けて次期決算では数字がどのように動くかについて予想を発表します。 発表者は財務部門や経営陣からの発表となります。
日本企業では、「連結予想」「今後の見通し」などで発表される場合が多いです。
ガイダンスは前回発表からどの程度数字が動いたをしっかり比較しましょう!
まとめ
投資を行う際に、企業の決算を確認することはとても重要です。
決算を読む事に慣れていない場合読みポイントが多くて困惑すると思います。
今回上げた3点を中心に、決算を読み込み事で企業分析が捗るのではないかと思います。
EPS・売上高=前回のガイダンスで投資家と約束した数字と照らし合わせ
ガイダンス=企業が投資家へ「〇〇の数字まで成績上げます!」という約束
決算は、企業が投資家への成績の約束(前回ガイダンス)を、決算の結果(EPS・売上高)で約束を果たせたか?次回の成績の約束の発表(ガイダンス)を図るイベントとなります。
参考になれば幸いです!
決算を参考にワンランク上の投資を目指しましょう!
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