釣り)ガーラを狙うには、ミジュン・ハララーを探そう!

釣り

ミジュンってよく聞くけどどんな魚?

ミジュンとハララーって何か違うの?

チキチキン
チキチキン

ミジュンとハララーは、ガーラのベイト代表格!結構違いますよ!

今回は、ガーラのベイト代表格であるミジュンとハララーの生態・違い・見つけ方について書いていきたいと思います。

まずは、結論

ミジュン・ハララー(ベイト)の生態や違いを知ることで捕食者(ガーラ等)に出会う効率的に出会う事ができます!

ミジュン・ハララー(ベイト)の群れに出会う

群れを狙う捕食者(ガーラ等)がいる可能が高い

チキチキン
チキチキン

ルアーに捕食者(ガーラ等)喰ってくるかも!!

ベイトとは?

魚釣りでは、「ガーラのベイトは〜」などで使われる用語で、「ベイト=魚の餌」です。

「ガーラ」で考えると「ガーラのベイトは、ミジュンやハララー」となります。

チキチキン
チキチキン

釣具屋さんで情報収集すると、ここのベイトはミジュンだね。と言われたりします

ベイトの代表格「ミジュン」「ハララー」とは?

ベイトの代表格である「ミジュン」「ハララー」がいます。見た目はそっくりですが、よく見てみると色や形などが違うので確認してみましょう!

ミジュン(ミズン)

ミジュン

ミズン学名:Herklotsichthys quadrimaculatus)は、条鰭綱ニシン科海水魚である[1]沖縄ではミジュンとも呼ばれる。
※出典元 Wikipedia

沖縄のミジュンは、産卵期は3〜8月頃、春〜夏頃に成長期を迎え秋頃には11cm程度まで成長します。寿命は1年。
群れで行動し、夜は深場で休み、明け方から浅場にて捕食活動を行い、日暮れと共に深場へ帰るとされています。

2015年には、沖縄美ら島財団から「沖縄島が繁殖の最北端 沖縄の大衆魚「みじゅん」の生態を解明!」の題材でプレスリリースが出ていますので ミジュンの生態を知る上ではとても参考になるのでオススメです!

ハララー

ハララー

ヤクシマイワシは、トウゴロウイワシ目トウゴロウイワシ科ヤクシマイワシ属の海水魚で、沖縄ではハララーと言われています。

沖縄のハララーは、産卵期は6〜8月頃、春〜夏頃に成長期を迎え秋頃には15cm程度まで成長します。寿命は2年。
群れで行動し、夜は深場で休み、明け方から浅場にて捕食活動を行い、日暮れと共に深場へ帰るとされています。

ミジュンとハララーの違い

ミジュン
色:青色
魚体:薄く身が柔らかい。
体長:秋頃には最大10cmまで成長
深度:海面
釣法:サビキなどで釣れます。
人気:柔らかく美味いので、釣り人やガーラに人気!
印象:すぐ弱る。打ち込みや泳がせ時に身切れが多く注意が必要。

ハララー
色:茶色
魚体:厚く身は硬い。
体長:秋頃には最大15cmまで成長
深度:海面〜中層
釣法:サビキなどで釣れます。
人気:硬いので不人気×ミジュンと一緒にいると、無視されがち。
印象:硬いので身切れしにくいが、喰いが悪い。パッと見はボラに似てる。

チキチキン
チキチキン

ミジュンとハララーは、混ざって群れを作る事もあります!

ボラやティラピアはベイトとして大きすぎる?

ボラは、最大80cm近くなる魚です。
また、河川・河口ではよく見かける魚です。

ボラは、幼魚の時期はベイトとして人気があります。
しかし、80cm近くなると捕食する側にも大きさが求められます。(GTやサメなど)

ボラ

ティラピアは、最大60cm近くなる魚です。
また、河川・河口ではよく見かける魚です。

ティラピアは、幼魚の時期はベイトとして人気があります。
しかし、60cm近くなると捕食する側にも大きさが求められます。(GTやサメなど)

ティラピア

小さい個体なら良いのですが、20cm以上のボラやティラピアは大きなベイトとなる為、捕食者が限定的になる可能性が高いのでベイトとして追いかけるのは非効率かな?と思います。

チキチキン
チキチキン

70cm以上の捕食者(イーター)を選択する場合は、ボラやティラピアをベイトとして検討する必要があるかもしれません。

ミジュンとハララーに出会うには?

ミジュンやハララーのメジャーポイントは「漁港」です。

駆け上がりや、河口付近に溜まりやすいとされていますがある程度の水深が確保でき水温なども安定しやすい(水深が深い為)「漁港」を重点的に見て回る事をおすすめします。

南部であれば、知念半島にある漁港。
中部であれば、石川や恩納にある漁港。
北部であれば、本部や屋我地より上の漁港。

右の地図の「港川漁港」は良いポイントなので紹介します。

「河口域」・「漁港」・深場からの「駆け上がり」も隣接している為、ベイトの群れが集まりやすい!地形的に、潮通しも良い!

そして大事なポイントは、公園に車を駐車できる!

出典元:Google Earth

R4.11月に、実際に港川漁港を見に行きました。ベイト小規模の群れを発見できました。(漁港入り口辺り)サビキでミジュン狙いの方も見かける事が出来ました。

チキチキン
チキチキン

港川漁港は、漁港内は「釣り禁止」となっていますので近くの河口などが狙い目です!休日などは、家族連れが沢山集まるメジャーポイント!

ミジュン・ハララーを見つける方法

①群れを目視で探す!

ポイントについて、水面を見ると海面〜海底に魚影が黒く渦巻いています。浅瀬だと海底に沈む岩や珊瑚の様に見えますが、石を投げ入れたり、ルアーを通すと群れに動きがあるので分かり易いです。

②詳しい人を探す!

釣具店で「ミジュンの群れの目撃情報ありますか?」と確認する方法も信用度が高いです。
また、現地でミジュン釣りをしている方にそれとなく聞いてみるのオススメです

チキチキン
チキチキン

王道は、釣りに行く前に釣具屋で買い物しながら情報収集するのがおすすめです!

残念ながら、群れがいても釣れない事もある!

ベイトの群れと出会っても、必ず釣れるとは限りません。捕食者(ガーラ等)のご機嫌に合わせて釣りをしましょう!

①時間帯と潮のタイミング

時間帯は、マヅメ(朝・夕)の上潮時がオススメです。
ミジュン・ハララーの群れはマヅメに動きがあり、捕食者(ガーラ等)も狙って動いてくるので釣り人もタイミンを合わましょう!

②ナブラが起きているか

ベイトの群れを発見し、時間帯・潮のタイミングがバッチリでも全く釣れない場合があります。
それは、捕食者(ガーラ等)が不在の場合です。

捕食者(ガーラ等)の有無を判断するには、ナブラが起きているか?起きそうになっているか?を確認する事が大事です。

水面がざわざわ(群れの近くが異常に波が立っている)していたり、群れの近くで魚が跳ねたり追われたりしているか?を注意深く確認しましょう。

ガーラは回遊しているので、群れを追い回す姿が見られたら、その後も群れを狙う可能性があるので粘うのもアリです!

チキチキン
チキチキン

時間帯や潮の条件がしっかり合っても、捕食者不在の場合が結構ありますので注意!

ヒアリング情報まとめ

今回の記事を書く為に、ミジュン釣りの方や投網の方などにヒアリングをさせていただきました。面白い情報があったのでまとめておきます。

・ミジュンとハララーは群れが混ざっている事が多い。
・ミジュンとハララーがいる場合、ガーラが狙っている魚を意識しないと釣れない。(ミジュン狙いならミジュン泳がせ、ハララー狙いならハララー泳がせ)
・ベイトは雨上がりの数日間は浅瀬によく来る。
・ベイトは決まった場所に集まりやすいので、ポイントを見つけたら通う。
・ベイトは2〜3週間留まる事もあるが、数日でいなくなる時もある。
・ボラ泳がせは釣れない。基本的にデカすぎる。
・ボラが跳ねたら釣れない。ガーラがいないと跳ねる。
・スルルー(キビナゴ)の代用でも群れがいれば釣れる。

チキチキン
チキチキン

話かけると気前良く色々教えて頂けました!

まとめ

今回は、ガーラのベイト代表格であるミジュンとハララーの生態・違い・見つけ方について書いてみました。

ミジュン・ハララーの群れは、釣り人にとってはボーナスステージ!是非とも探して、大物を狙ってみて下さい!

チキチキン
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あとは、ガーラにルアーを喰わせるだけ!

↓実際にガーラを釣りましたので、ブログで書いてみました。良かったら合わせて読んでみて下さい。

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