2023年8月17日に、同年7月25日〜26日に行われたFOMC議事録が出ました。
今回は、FOMC議事録の見どころなどについて書いていきたいと思います。
チキチキン
FOMC議事録を確認することで、委員会の雰囲気などが分かるのでしっかり確認しましょ!
まずは、結論
2023年8月17日に、同年7月25日〜26日に行われたFOMC議事録が出ました。
インフレと利上げの懸念
経済の状況
金利の引き上げ
パウエル議長のコメント
金融政策のリスクとバランス
利上げの支持と反対
経済の見通し
についてコメントが書かれていました。
チキチキン
FOMC直後のイメージとは違い、少しピリついてますね!
FRBの声明について
2023年8月17日にFOMCの議事録公開がありました。Bloombergで今回の議事録についての記事があるので確認しましょ!
出典元:Bloomberg社 2023年8月17日の記事リンク→2023/08/17(FOMC議事録)
記事の要点
- インフレと利上げの懸念: FOMCの会合では、多くの当局者がインフレが鈍化しない可能性に懸念を抱き、追加の利上げが必要かもしれないという見解が示されました。
- 経済の状況: 経済活動は強靱であり、労働市場も強さを維持していますが、一部の参加者からは経済活動に下振れリスクや失業率の上振れリスクが指摘されました。
- 金利の引き上げ: FOMCは7月の会合で、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標レンジを5.25%から5.5%に引き上げました。
- パウエル議長のコメント: FOMC会合後、パウエル議長は政策を抑制的なものに維持し、必要であれば追加引き締めを行う用意があると述べました。
- 金融政策のリスクとバランス: 議事要旨では、金融政策スタンスが抑制的であることを踏まえ、政策を引き締める際のリスクとコストのバランスを取る重要性が強調されました。
- 利上げの支持と反対: 7月の会合で利上げは全会一致で決定されましたが、会合への参加者全員が利上げに一様に支持を示したわけではなく、少なくとも2人が政策金利の据え置きを望む意見があったことが示されました。
- 経済の見通し: 議事要旨では、米国経済の先行きに対する楽観的な見方が示されました。ただし、2年間の経済成長に関しては、潜在成長率を下回り、失業率がわずかに上昇すると予想されています。
チキチキン
追加利上げの可能性があるかも??怖すぎ!
まとめ
2023年8月17日に、同年7月25日〜26日に行われたFOMC議事録が出ました。今回は、FOMC議事録の見どころなどについて書いていきました。
今回のFOMC議事録にて「利上げの可能性」について触れていました。
インフレ退治はまだ道半ばで、今後も利上げを武器に更に戦っていく事が予想されますね。
議事録公開後、米国株は下落・米国債利回りが上昇しています。
市場参加者も「やっぱり、まだ利上げかぁ」って気持ちになっているかも?
チキチキン
利上げの効果で、今後インフレは冷やされていくかな?と思いますが・・
利下げを先読みして動くにはまだ早いかもしれませんね!
コメント