ETFってよくわからない×
S&P500ETFでも色々種類があるけど何が違うの?
ETFは大きく2パターン!勉強してみましょ!
まずは、結論
米国株投資で有名な(VOO・SPY)などのETFは指数を参考に運用されています!
指数の計算方法は、時価総額加重平均型・均等加重平均型が基本!
時価総額加重平均型(マーケットウェイト)
・・・組入銘柄を時価総額で重みづけをし構成比率を決める方式
特徴:時価総額の大きい(重い)企業の影響が出やすく、時価総額の小さい(軽い)企業の影響を受けにくい
メリット:ブル(強気)相場に強い・ETFの場合経費率が低い
デメリット:景気敏感セクターの影響を受けやすい
均等加重平均型(トータルウェイト)
・・・組入銘柄の比率を均等にする方式
特徴:時価総額の大きい(重い)企業の影響が出にくく、時価総額の小さい(軽い)企業の影響を受けやすい
メリット:ベア(弱気)相場に強い!
デメリット:景気敏感セクターの恩恵が受け辛い・ETFの場合経費率が高い
ブル相場(強気)は、時価総額加重平均型(マーケットウェイト)
ベア相場(弱気)は、均等加重平均型(トータルウェイト)
性質が真逆な2つの型をしっていると、投資の幅が広がります!
時価総額加重平均型・均等加重平均型
時価総額加重平均型(マーケットウェイト)
時価総額加重平均型(マーケットウェイト)
・・・組入銘柄を時価総額で重みづけをし構成比率を決める方式
特徴:マーケットウェイト型ETFは、株式市場全体を代表する指数の銘柄構成比率に従って運用されるため、銘柄数が増えてもその影響が比較的小さい傾向があります
時価総額の大きい(重い)企業の影響が出やすく、時価総額の小さい(軽い)企業の影響を受けにくい
多くの指数(TOPIXやS&P500など)が採用している方法
計算方法:組入銘柄の時価総合計÷基準点での組入銘柄の時価総額合計
メリット:ブル(強気)相場に強い・ETFの場合経費率が低い
デメリット:景気敏感セクターの影響を受けやすい
均等加重平均型(トータルウェイト)
均等加重平均型(トータルウェイト)
・・・組入銘柄の比率を均等にする方式
特徴:トータルウェイト型ETFは、個々の銘柄に対するウェイトが均等に配分されるため、銘柄数が増えるとETFのポートフォリオの分散度が高くなるため、経費率が上昇する傾向があります
時価総額の大きい(重い)企業の影響が出にくく、時価総額の小さい(軽い)企業の影響を受けやすい
採用は少ないですが指数(S&P 500等重量指数・MSCI World Equal Weighted Index)
計算方法:複数のデータの平均値を計算する方法
メリット:ベア(弱気)相場に強い!
デメリット:景気敏感セクターの恩恵が受け辛い・ETFの経費率が高い
時価総額加重平均型が一般的!
強気相場・弱気相場での使い分け
ブル相場(強気)は、時価総額加重平均型(マーケットウェイト)
理由としては、
マーケットウェイト型指数は、各銘柄の時価総額に基づいてウェイトを割り当てるため、市場全体の動向を正確に反映しやすい特徴があります。
市場全体の時価総額に占める銘柄の割合に応じて、その銘柄が指数全体のパフォーマンスに与える影響が決まるため、株式市場全体の上昇に合わせて、指数も上昇する傾向があるからです。
実際に2020〜2022は「SPY・VOO」などが流行りましたね!
ベア相場(弱気)は、均等加重平均型(トータルウェイト)
理由としては、
トータルウェイト型指数は、各銘柄に均等にウェイトを割り当てるため、大型株による影響を排除し、中小型株のパフォーマンスをより正確に反映する特徴があります。
大型株による下落がトータルウェイト型指数全体のパフォーマンスにより多く反映されることがなく、中小型株の上昇にも目を向けることができるため、ベア相場のように株式市場全体が下落する状況では、指数も上昇する傾向があるからです。
RSPは、均等加重平均型ETFなのですがSBIでは取り扱ってないんです×
まとめ
今回は、時価総額加重平均型(マーケットウェイト)・均等加重平均型(トータルウェイト)について書いてみました。
現在の米国政策金利が上昇している中、ベア相場(弱気)が今後も予想されます。
相場の状態に合わせて仕組みの違う指数やETFを活用する事で、より良い結果が得られるかも?
個別株やセクター等で良い投資方法が見つからない場合は、違った目線で投資する方法になり面白い!
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