投資初心者から中級者まで、NISA口座(旧NISA/新NISA)と特定口座、どちらを使うのが賢い選択か迷う方も多いでしょう。
本記事では、配当や売却益の非課税メリット、高配当株・株主優待狙い、そして2025年8月現在の制度変更予定を最新情報とともに整理。
NISA口座・特定口座の違いや使い分けのコツをわかりやすく解説します。

チキチキン
NISAの改正要望が出た事で、再度NISA口座と特定口座いついて考えてみましょ!
結論
NISA口座は主に高配当・長期保有重視、特定口座は売買自由度や優待重視に適しており、併用・目的別の使い分けが理想的です。
シミュレーションの通り、NISAでは非課税メリットを活かし、特定口座では自由度や損益通算を活用することで、投資効率を高められます。
NISA口座(非課税口座)のメリット
- 配当金・売却益が非課税である点。
- 2024年以降の新NISAでは、「つみたて枠120万円+成長投資枠240万円=年間360万円まで」投資可能(非課税保有限度額は累計1,800万円)。
- 売却すると、その分の「非課税保有限度額=生涯投資限度額」は翌年に復活。ただし、売却しても当年内の年間投資枠(360万円)は復活しない。
- 高配当株や長期投資での利用に向いている。
NISA口座のデメリット
- 年間投資枠に制限があるため、短期売買や頻繁な入れ替えには不向き。
- 損益通算や繰越控除ができない(特定口座では可能)。
- 枠の再利用は翌年以降であり、即時復活できない。そのため、売却してすぐ別銘柄に投資する「スイッチング」には制約がある。
- 制度変更リスクがある。NISAは導入以来、複数回の制度改正が行われてきたため、将来的に条件が変わる可能性がある。
特定口座のメリット
- 分離課税20.315%がかかるが、計算や納税手続きは証券会社が代行するため、投資家の負担が少ない。
- 株主優待狙いでは、優待に税はかからず、自由度の高い売買が可能。
- 短期売買(デイトレ・スイング)では、非課税枠に制限のあるNISAよりも使いやすい。
- 損益通算や損失繰越が可能で、リスク分散投資や短期売買と相性が良い。
特定口座のデメリット
- 配当金や売却益に20.315%の課税が発生するため、長期保有では税負担が積み重なりやすい。
- 再投資効率がNISAに比べて劣る。課税後の資金しか再投資できないため、複利効果が小さくなる。
- 配当金を「株式数比例配分方式」にしていないと確定申告が必要になる場合がある。
- 住民税や健康保険料の計算に影響することがあり、思わぬ負担増になるケースもある。
NISA口座の非課税枠「即時復活」の制度変更はある?
- 現在、新NISAの「売却による枠復活」は翌年1月1日以降に適用され、当年中に再利用することはできない。
- ただし、2026年度の税制改正要望として、「当年中に非課税枠を復活させ、スイッチングを容易に」という案が金融庁から提出されている。
- 2025年8月時点ではまだ制度改正は実施されておらず、「期待されている改正案」という位置づけである。
NISAと特定口座の使い分けアドバイス
- 高配当株はNISA口座で保有すると、配当が非課税で受け取れて効率的。
- 株主優待狙い・売買タイミング重視なら、自由度の高い特定口座がおすすめ。
- 短期売買はNISAでは不利(枠制限・損益通算不可)。一方、特定口座なら柔軟な売買と損益通算の利点を活かせる。
- 併用スタイル(NISAで長期・高配当株、特定口座で優待・短期取引)が合理的。
特定口座とNISAの併用シミュレーション
ここでは具体的に、NISAと特定口座を併用した場合の効果をシミュレーションします。
ケース1:高配当株をNISAで運用
- 例:配当利回り4%の高配当株を300万円分NISAで購入。
- 年間配当:12万円(非課税で全額受け取れる)。
- 仮に特定口座で同額を保有すると、約20%課税され、受取額は約9.6万円に減少。
- → 長期保有では、NISAの非課税メリットが大きい。
ケース2:短期売買を特定口座で運用
- 例:特定口座で100万円分の株を複数回トレードし、年間20万円の利益を得る。
- 税引後利益:約16万円(20.315%課税)。
- 一方、NISAで同様の短期売買をすると枠を消費し、翌年まで再利用不可。
- → 短期売買は特定口座が合理的。
ケース3:優待株を特定口座で保有
- 例:株主優待目的で100万円分の銘柄を特定口座で保有。
- 優待(年間1万円相当の商品や割引券)は課税されない。
- 配当については課税されるが、優待目的のため大きなデメリットにならない。
- → 優待目的は特定口座で十分。
まとめ
- NISA口座:配当・売却益が非課税。長期保有向き。ただし「損益通算不可」「枠制限」「制度変更リスク」がある。
- 特定口座:税金はかかるが、売買自由度が高く、株主優待や短期売買に強い。損益通算・損失繰越が可能。ただし長期では課税負担が大きい。
- シミュレーション結果:
- 高配当株はNISAで非課税メリット大
- 短期売買は特定口座で自由度と損益通算を活用
- 優待株は特定口座で十分対応可能

チキチキン
NISA口座・特定口座の違いや使い方が分かりにくかったので、今回まとめみました。
投資目的に応じた口座選びと、NISA・特定口座の賢い併用で投資効率を最大化しましょ!
免責事項
本記事は、特定口座やNISAに関する一般的な情報提供を目的としたものであり、投資の勧誘や成果を保証するものではありません。投資は価格変動などにより元本割れする可能性があります。実際の投資判断は、ご自身の責任で行ってください。
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