
大阪、和歌山、奈良、京都と巡ってきた今回の関西旅行。
最終日の午前中に訪れたのが、京都・祇園にある八坂神社です。
もともと旅行前に京都の観光地や御朱印について調べているとき、「祇園祭」の情報を見つけました。
祇園祭といえば京都を代表する有名なお祭り。
ただ、調べてみると数日間のお祭りではなく、7月1日から31日まで約1か月にわたってさまざまな神事が行われることを初めて知りました。
私が京都に滞在したのは7月11~12日。
有名な山鉾巡行は7月17日なので残念ながら見ることはできませんが、せっかく祇園祭の期間中に京都へ来ている。

準備中でもいいから、その雰囲気を見てみたい!
そう思い、八坂神社へ向かうことにしました。
本当は神護寺の帰りに行く予定だった
当初の計画では、神護寺を観光したあとに八坂神社や祇園祭を見に行く予定でした。
しかし実際には、神護寺の長い階段を歩き、さらに予定外だった嵐山フィッシングエリアで釣りまでしてしまいました。
もうクタクタです。
さすがにそこから祇園へ行く元気はなく、八坂神社は翌日の午前中に変更しました。
しかも7月12日は旅行最終日。
伊丹空港へ向かわなければならないので、時間はそれほどありません。
「最後にもう一か所くらい京都を観光したい」
そんな旅行最終日のギリギリ観光として選んだのが八坂神社でした。
【内部リンク:嵐山フィッシングエリアの記事】
朝8時30分にホテルをチェックアウト
朝8時30分ごろにはホテルをチェックアウト。
そのまま大きな荷物を持って観光するのは大変なので、一度京都駅へ向かい、コインロッカーに荷物を預けました。
そこからバスで八坂神社へ。
体感では10~15分程度だったと思います。
朝だったこともあってか、バスの中はそこまで混雑していませんでした。
旅行最終日の観光では、この「先に京都駅へ荷物を預けておく」という方法はかなり動きやすかったです。
八坂神社を参拝したあとは京都駅へ戻って荷物を回収し、そのまま高速バスで伊丹空港へ向かいました。

朝から着物姿の人が歩く京都・祇園
八坂神社へ到着して印象的だったのが、朝から着物姿の人がたくさん歩いていたこと。
もちろん観光客もかなりいます。
京都の街並みの中を着物姿の人たちが普通に歩いている。
それだけでも、
「京都に来ているんだな」
という雰囲気を感じました。
そして八坂神社の前には、祇園祭の幟が立っています。
まだ山鉾巡行や宵山を見ることのできる時期ではありませんでしたが、すでにお祭りの雰囲気は感じられました。

7月12日は祇園祭が本格化し始める時期だった
旅行前は「祇園祭は月末あたりがクライマックスなのかな」と漠然と思っていました。
実際の日程を改めて調べてみると、祇園祭は7月1日から31日まで続きます。
私が訪れた7月12日は、前祭の鉾建が進み、鉾曳初や山建などが始まる時期。
そして7月14~16日が前祭の宵山、17日に前祭の山鉾巡行が行われます。
つまり私が訪れたのは、祇園祭がこれから一気に盛り上がっていく直前でした。
本番を見られなかったのは残念ですが、街がお祭りへ向けて動き始めている時期に八坂神社を訪れたことになります。
境内には屋台|夜はもっと祭りらしくなりそう
境内へ入って、最初に目についたのが屋台でした。
訪れたのは朝なので、もちろんまだ閉まっています。
それでも屋台が並んでいるのを見ると、
「夜になったら、ここも一気にお祭りの雰囲気になるんだろうな」
と想像してしまいます。
祇園祭の本番や夜の八坂神社を見ることができなかったのは、今回の旅行で少し心残りになりました。
八坂神社は「いろいろな神様がいる」ことが面白い
境内を歩いていて、もう一つ印象に残ったのが祀られている神様の多さです。
八坂神社というと大きな本殿をイメージしていましたが、実際に歩いてみると境内には多くのお社があります。
商売や縁結び、厄除けなど、私たちの生活にかなり近いところに関係する神様も祀られています。
その中でも特に印象に残ったのが、**美御前社(うつくしごぜんしゃ)**でした。
美容の神様「美御前社」と美容水
美御前社は、その名の通り美容祈願で信仰されているお社です。
その前には「美容水」という御神水があります。
肌につけることで身も心も美しくなるとされているそうです。
私が訪れたときも人気で、何人もの観光客が美容水を肌につけていました。
その中で特に印象に残ったのが、一人の年配の女性。
ものすごい勢いで美容水を手や顔にバシャバシャとつけています。
それを見ていた周囲の観光客も真似するように美容水をつけ始めていて、その光景がちょっと面白かったです。
あとから公式情報を確認すると、美容水は肌に「2~3滴」つけるものなのだとか。
……あの方、かなり豪快に使っていました。
神社というと厳かな場所という印象もありますが、こういう光景も含めて、八坂神社が人々の生活に近い神社なのかなと感じました。
※美容水は飲料水ではありません。
豪華な神輿も印象的だった
境内では神輿も見ることができました。
これがかなり豪華。
赤を基調とした煌びやかな神輿で、祇園祭という大きなお祭りを支える神社らしさを感じました。
残念ながら、私が見た場所では写真撮影が禁止されていたため写真はありません。
写真に残したかったところですが、実際に自分の目で見るだけでも十分印象に残りました。
祇園祭では、山鉾だけではなく神輿も重要な存在です。
7月17日の山鉾巡行のあとには神幸祭が行われ、八坂神社の神輿が氏子区域を渡御します。
今回は動いている神輿を見ることはできませんでしたが、「これが実際に京都の街へ出ていくのか」と考えると、本番も見てみたくなりました。
初めて見たキャッシュレス対応の「参拝銭」
そして八坂神社で個人的にかなり面白かったのが、キャッシュレスに対応したお賽銭です。
以前ニュースで、
「最近はお賽銭にもキャッシュレス決済が導入されている」
という話を見たことがありました。
しかし実物を見るのは今回が初めて。
八坂神社では単純にQRコードなどで決済して終わりではなく、「参拝銭(さんぱいせん)」という木札を使う仕組みになっていました。
キャッシュレスなどで参拝銭を受け取り、その木札を実際に賽銭箱へ納めます。

これを見たとき、
「なるほど、これはいいな」
と思いました。
単純にスマートフォンで決済して終わってしまうと、確かに少し味気ない。
でも木札を自分の手で賽銭箱へ納めるのであれば、従来のお賽銭に近い「お供えする」という感覚も残ります。
伝統的な神社とキャッシュレス。
一見すると正反対に見えるものを、木札を間に入れることでうまく組み合わせているのが面白かったです。
外国語にも対応しており、多くの外国人観光客が訪れる京都らしさも感じました。
本殿を参拝して御朱印もいただく
その後、本殿などを参拝。
今回の関西旅行では高野山、東大寺、興福寺、神護寺などでも御朱印をいただいてきました。
もちろん八坂神社でも御朱印をいただきました。

今回の旅行最後の御朱印。
旅行中に訪れた場所を後から振り返ることができるので、やっぱり御朱印集めは旅との相性がいいなと思います。
八坂神社で感じた「街の中にある神社」
今回、八坂神社を参拝して一番印象に残ったのは、意外にも建物の大きさや豪華さではありませんでした。

暮らし密着型の神社なんだなぁ
という感覚です。
高野山・奥之院や京都・高雄の神護寺は、そこへ向かうこと自体が一つの旅になるような場所でした。
一方の八坂神社は京都の街の中にあります。
参拝するまでの道のりも短く、周囲では着物姿の人や観光客が歩いている。
そして境内には、美容、商売、縁結びなど、私たちの暮らしと身近なところに関係する神様が祀られています。
もちろん歴史的にも非常に重要な神社ですが、実際に歩いてみると、それだけではない。
昔から京都の街と一緒にあり、地元の人たちの生活にも寄り添ってきた場所なのかな。
そんなことを感じました。
京都旅行最終日の観光にも立ち寄りやすかった
今回は8時30分ごろホテルをチェックアウトして、京都駅に荷物を預けてから八坂神社へ向かいました。
参拝後は再び京都駅へ戻り、ロッカーから荷物を回収。
そのまま高速バスで伊丹空港へ向かっています。
旅行最終日は、

少し時間があるから、観光がしたい!でも遠くにいって飛行機に間に合わないのは怖い!
という微妙な時間ができることがあります。
今回の私もまさにそうでした。
その点、八坂神社は京都市街にあり、朝から参拝できるので、私のように「最後にもう一か所だけ観光したい」というときにも立ち寄りやすい場所でした。
ただし交通状況や空港までの所要時間は日によって変わります。
飛行機を利用する場合は、時間に十分余裕を持った行動をおすすめします。
祇園祭を見るなら日程はしっかり確認した方がいい
今回の反省点を挙げるなら、やはり祇園祭です。
祇園祭の期間中に京都へ行くことは分かっていましたが、私の滞在は7月11~12日。
7月12日でも祭りの準備は進んでおり、八坂神社には幟や屋台があって、お祭りの雰囲気を感じることはできました。
ただ、宵山や山鉾巡行を見たわけではありません。
「祇園祭を見たい」という目的で京都へ行くのであれば、単純に「7月なら大丈夫」と考えず、何日に何が行われるのかまで確認した方がいいと思います。
祇園祭は1か月続くからこそ、訪れる日によって見られるものが大きく変わります。
まとめ|本番前でも祇園祭の雰囲気を感じられた八坂神社
今回の関西旅行、最後の観光地となった八坂神社。
祇園祭の山鉾巡行を見ることはできませんでしたが、幟や屋台、豪華な神輿などから、本番へ向けて準備が進んでいる京都の雰囲気を感じることができました。
美容の神様を祀る美御前社と美容水。
初めて見たキャッシュレス対応の「参拝銭」。
そして旅行最後の御朱印。
短時間の参拝でしたが、意外と印象に残るものが多い神社でした。
何より私が感じたのは、八坂神社と京都の街との距離の近さです。
大きく歴史のある神社でありながら、美容や商売など人々の暮らしに身近な信仰もある。
「地元の人たちに寄り添ってきた神社なのかな」
そんなことを考えながら、今回の京都観光を終えました。
次に祇園祭の時期に京都へ来ることがあれば、今度は本番の山鉾巡行や夜の雰囲気も見てみたいですね。
そして八坂神社をあとにし、京都駅で荷物を受け取って高速バスへ。
ここから伊丹空港へ向かい、長かった関西旅行もいよいよ終わりです。

関西旅行記も次でラスト!
次は、反省点などをまとめてみようかな!
2026年の祇園祭・八坂神社について
祇園祭は7月1日から31日まで1か月にわたって行われます。
主な日程は、
- 7月10~13日:前祭・鉾建
- 7月12~13日:前祭・鉾曳初
- 7月12~14日:前祭・山建、舁初
- 7月14~16日:前祭・宵山
- 7月17日:前祭・山鉾巡行、神幸祭
- 7月21~23日:後祭・宵山
- 7月24日:後祭・山鉾巡行、還幸祭
- 7月31日:疫神社夏越祭
など。
八坂神社自体は24時間参拝可能ですが、社務所の受付は9:00~17:00です。
※上記は2026年8月24日時点で確認した八坂神社公式情報をもとにしています。今後変更される可能性があるため、旅行前には最新情報をご確認ください。

コメント