副業はじめてみたけど税金ってどうなるの？
雑所得20万円以下の所得なら税金免除なんでしょ？
20万円以下の税金は払わないでもいいと言う事は無いと思います！副業でも可能な限り確定申告にて税処理は行った方が良いと思いますよ！
今回は、副業や投資をはじめると気になる「20万円以下の収入は税金払わないでもいい」との噂について、私なりに調べた解釈について書いていきたいと思います。
まずは、結論
雑所得20万円以下は税金免除との噂がありますが、
雑所得の税金内訳で、「所得税」と「住民税」があり、
「所得税」は税金受ける側の業務負担軽減等の理由（20万円以下の税金が小さい為、処理を行う労力と見合わない等）で、税金申告しないでもいいよ！
となっていますが、
「住民税」は申告しないでいいよ！の記述はなく、収めないと延滞料もあります！
20万円以下の雑所得も住民税の納付義務はあるのでしっかり収めた方がいい！
所得税は免除するけど、住民税は免除とは言ってない！分かりにくい！
雑所得とは？
国税庁の公式HPには、副業に係わる所得等＝雑所得となっています！
ここでよく勘違いされるのが、
株の利益20万以下なら雑所得だから大丈夫！って考えている場合です。
株の売却利益や配当所得は雑所得に含まれていません！なので、税金の免除がありません。（確定申告である程度取り戻す事は可能）
副業と配当所得等は別枠で、税金勘定がされるという事です！
私も知りませんでした！ちなみに、仮想通貨は雑所得です！
確定申告不要は、所得税だけ！住民税は何も言ってない。
上記は、国税庁公式HPからの引用です。①ー（3）の所、給与所得や退職所得以外の所得金額の合計額が20万円以下であれば、確定申告は不要となっています。
雑所得の税金は、一律20.315％(所得税及び復興特別所得税15.315％、地方税5％)です。
しかし、住民税にはこのような記載は無く、金額によらず給与以外に収入があった場合は、確定申告等が必要になります。
申告しないと、延滞税でものすごい金額取られることに！
住宅ローンやふるさと納税を行うと職場や税務署にバレちゃう！
普通徴収なら副業は会社にバレない？
副業収入は、特別徴収から普通徴収に切り替えたらバレないわ！と思うかもしれませんが！
住宅ローンやふるさと納税の控除がある場合に、普通徴収ができなくなる事があり、副業の住民税が税額控除の金額よりも低い場合は特別徴収の対象になる事も！！
副業禁止の会社や、公務員の方が、特別徴収がきっかけで副業バレるので注意しましょう！
ふるさと納税は盲点で、私も会社の事務の方に「副業してるの？」って言われた事があります。
※その後上司に相談し、副業許可得ました。
副業は、確定申告を行う！投資は、特別口座＋源泉徴収ありの設定！
副業の場合は、20万円以下の所得でも確定申告を行った方が無難だと思います。
20万円以下の所得で、実際に住民税の延滞料を言われた！って話は聞きませんが・・
投資の場合は、証券口座開設時に（特別口座or一般口座）＋（源泉徴収ありorなし）が選択でき、ご自身で確定申告等の申告ができるのであれば、一般口座や源泉徴収なしでOK。
投資はじめたけど、確定申告とか難しくて訳わからん！って方は、特別口座＋源泉徴収ありの設定でOK！
株主優待やふるさと納税への税金については、他の記事でまとめています！よかったら参考にどうぞ！
まとめ
雑所得の20万円以下の免除は、所得税だけ！
住民税の免除はどこにも記載がないので納付が必要！
株の売却利益や配当所得はそもそも、雑所得に含まれていないので免除なし！
投資の税金管理訳わからん！って方は、特別口座＋源泉徴収ありの設定にしましょう！
雑所得に関しては、色々の解釈や都市伝説があるので自分で調べてみましょう！不安であれば、税理士に相談してみると良いかもしれません！
公務員の方は、副業は禁止が多く、税金でバレる可能性が非常に高いと思います。副業や投資を行う際は、慎重に調べて行いましょう！
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